第137回天皇賞(春)

今週のメインレースは、古馬の長距離王決定戦の第137回天皇賞(春)である。

第137回天皇賞(春)はメイショウサムソンの不振により、例年以上の混戦が予想される



第137回天皇賞(春)で最大のポイントは、天皇賞3連覇を狙うメイショウサムソンの取捨である。

メイショウサムソンは、去年の天皇賞(春)において、早め先頭で押し切る横綱競馬で勝利を収めており、通常ならば断然の一番人気になるハズである。

しかしながらメイショウサムソンは、有馬記念及び大阪杯と2戦続けて予想外の大敗を喫しており、天皇賞で実力を発揮できるかどうかが問題となる



そこで、大敗を喫した2戦を分析してみる。

メイショウサムソンの有馬記念の敗戦は、イン有利で追い込みが届かない馬場を出遅れて大外を回らされてのものであり、
着順ほど悲観すべき内容ではない。



しかしながら大阪杯の敗戦は、先行馬有利のスローペースの流れを先行して伸びを欠いたものであり、レース内容的な価値は低い

よって第137回天皇賞(春)では、メイショウサムソンを過信すべきでない

ただしメイショウサムソンの実力は疑う余地がないものなので、調教などで復調が伺えるようであれば、メイショウサムソンに本命級の高い評価を与えるべきと競馬理論では判断している。



メイショウサムソンが不調と言うこともあって、4歳馬のアサクサキングス(四位)及びホクトスルタン(横山典)が人気になりそうである。

アサクサキングスは、去年の菊花賞馬ということもあり、第137回天皇賞(春)の舞台となる京都3200mは最も得意な条件と言える。

また復帰戦となった前走の大阪杯でも、アサクサキングスは59キロの斤量を背負ってダイワスカーレットの3着に粘り込んでおり、得意の長距離戦となる第137回天皇賞(春)で人気になるのは当然とも言える。

しかしながら競馬理論は、アサクサキングスを課題評価すべきでないと判断している。

なぜならば今年の4歳牡馬世代は一線級相手にまったく通用しておらず、
近年稀に見る低レベルな世代だからである。



例えば菊花賞4着のエーシンダートマンは、1000万下特別でも大敗を喫している。

またアサクサキングスの前走の大阪杯の3着にしても、イン有利な馬場でスローペースの展開に恵まれたものであって、
内容的な価値は低い。

これは大阪杯の2着が、インの3番手を追走した7番人気のエイシンデピュティであったことからも分かる。

これらのことから、低レベルな4歳牡馬世代の菊花賞馬というだけで人気になるアサクサキングスを過大評価すべきでない と競馬理論では判断している。



一方ホクトスルタンは、菊花賞以来となるサンシャインステークスを6馬身差で圧勝しており、充実した今ならば通用してもおかしくはない

しかしながらホクトスルタンのサンシャインステークスの勝利は、準オープンにしては低レベルなメンバーに恵まれたものと見ることができる。

更に、ホクトスルタンが低レベルな4歳牡馬世代であること及びアドマイヤメイン(福永祐一)との逃げ争いが微妙な展開面を考慮すると、前走のサンシャインステークスの圧勝だけで人気になるのであれば、ホクトスルタンを軽視すべきである。

ただしアドマイヤメインが出走しなかったり控える競馬をするようであれば、ホクトスルタンの単騎逃げとなるのでそれ相応の注意が必要と競馬理論では判断している。



第137界天皇賞(春)では、大阪杯組のドリームパスポート(松岡)も注目される。

競馬理論は3歳時において、ドリームパスポートにメイショウサムソン以上の評価を与えていた。

そのためドリームパスポートは故障さえしなければ、去年の天皇賞(春)でも本命を打つ予定でいたくらいの実力馬である。

しかしながら、故障からの復帰後のレース内容が完調には程遠いものである。

よって競馬理論は、ドリームパスポートの実力には高い評価を与えつつも、本命級の評価までは打たない予定である。



一方、阪神大章典組からは、
1着のアドマイヤジュピタ(岩田)、
2着のアイポッパー(藤田)、
3着のポップロック(内田博)、
4着のトウカイトリック(幸)、
5着のトウカイエリート(上村)及び
6着のアドマイヤフジ(川田)が第137回天皇賞(春)に出走する。

アドマイヤジュピタは阪神大章典において、2番手から楽に抜け出して2着のアイポッパーに2馬身半差で快勝している。

またアドマイヤジュピタは休み明けの日経新春杯を除いて大崩れしておらず、底を見せていない点も魅力である

よって競馬理論は、第137回天皇賞(春)においても、アドマイヤジュピタに高い評価を与えるべきと判断している。

ただしアドマイヤジュピタの前走の阪神大章典の勝利は、イン有利で超スローペースの前残りの展開に恵まれたものであることを頭に入れておくべきであり、過剰に人気になるようであれば評価を下げる必要があるかもしれない。



一方アイポッパーは、前走の阪神大章典で2着に好走し復調気配を窺わせた。

アイポッパーは去年の阪神大章典の覇者で天皇賞(春)で1番人気となった実績馬であることを考えると、前走程度走って当然とも言える。

しかしながら、アイポッパーの前走の阪神大章典の2着は、イン有利な馬場をインの3番手から追走する展開に恵まれたものであり、内容的な価値は低い。

よって競馬理論は、長距離適性の高さに高い評価を与えつつも、8歳馬で年齢的な衰えが見られるアイポッパーには押さえ程度の評価を与えれば十分と判断している。



阪神大章典で3着に敗れたポップロックは、第137回天皇賞(春)で大いに注目すべきである。

ポップロックは、休み明けの阪神大章典でこそ、1番人気を裏切って3着に敗れてしまったが、有馬記念及びジャパンカップで2着に好走しているように、いつG1を制覇してもおかしくない能力を秘める。

よって、初騎乗となる内田博騎手次第では、ポップロックが第137回天皇賞(春)を制してもおかしくないと競馬理論では判断している。



また、阪神大章典で4着に敗れたトウカイトリックは、去年の天皇賞(春)でも3着に好走したように、長距離戦ならばG1でも通用する。

他には、去年の天皇賞(春)で5着に好走したトウショウナイト(武士沢)も、得意の長距離戦なら崩れなく走りそうである。



以上のように、競馬理論は、第137回天皇賞(春)に出走する有力各馬の能力を分析した。

この分析結果に、調教、枠順及び展開などの様々な要素を加味して、競馬理論は第137回天皇賞(春)の最終的な予想を決断する。

競馬理論のファンの方は、第137回天皇賞(春)の予想をお楽しみに。