第134回天皇賞(秋)今週のメインレースは、第134回天皇賞(秋)である。天皇賞(秋)には、ディープインパクト(武豊)が登録しており、出走するか否かが注目されている。禁止薬物として指定されている「イプラトロピウム」が凱旋門賞後にディープインパクトから検出されたという衝撃のニュースが飛び込んできた。
天皇賞の出否には影響しないようである。そこで、ここではディープインパクトが出走する前提で特集記事を書かせて頂く。まずは、出走すれば圧倒的な一番人気が予想されるディープインパクトを分析する。ディープインパクトの強さは、今更説明の必要はないであろう。
ディープインパクトの強さを知りたい方は、ディープインパクトがこれまでに出走したレースの競馬理論を参照して欲しい。(2005年弥生賞の競馬理論、皐月賞の競馬理論、日本ダービー(優駿)の競馬理論、菊花賞の競馬理論、有馬記念の競馬理論、2006年阪神大章典の競馬理論、天皇賞の競馬理論、宝塚記念の競馬理論)
このように、ディープインパクトは、国内では敵なしと断言して問題ない。ディープインパクトの唯一の不安点は、凱旋門賞からの遠征帰りということだけである。しかし、一週前の調教を見る限り、ディープインパクトの体調に問題があるようにはみえない。
更に、ディープインパクトの場合、8分程度の状態であっても、日本国内では負けないであろう。よって、出走さえしてくれば、ディープインパクトが、天皇賞を制する可能性は高い。この場合、天皇賞は、2着争いが最大の争点となる。
一方、ディープインパクトが出走しないようであれば、天皇賞は、稀にみる大混戦のレースとなる。ディープインパクトの今後の動向には、競馬理論のみならず、日本中の競馬ファンが注目している。ディープインパクトを除けば、G1で3勝のスイープトウショウ(池添)は、実績断然である。
スイープトウショウは、久々の第41回京都大賞典を32.8秒の切れ味で制しており、衰えをまったく見せていない。また、2005年宝塚記念では、スイープトウショウは、ディープインパクトを破ったハーツクライに快勝しており、牡馬相手でもまったく問題ない。よって、スイープトウショウが、ディープインパクトの2着争いの筆頭となるであろう。3歳馬アドマイヤムーンも、人気となりそうである。アドマイヤムーンは、皐月賞とダービーでは展開が向かずに敗れたが、前走の札幌記念では牡馬相手に快勝し、能力の高さを改めて示した。
また、アドマイヤムーンは、2ヶ月ぶりの実戦となるが予定通りであり、問題ない。よって、アドマイヤムーンが、天皇賞でも好走する可能性が高い。なお、競馬理論は、天皇賞での結果以上に、アドマイヤムーンのレース内容には非常に注目している。なぜなら、アドマイヤムーンの天皇賞の内容が、3歳世代のレベルを判断する重要な資料となるからである。ダンスインザムード(北村)も、念願の天皇賞制覇を狙う。
ダンスインザムードは、去年の第132回天皇賞(秋)で3着、一昨年の第130回天皇賞(秋)で2着の実績があり、今年こそ天皇賞を制覇したい。 しかし、過去2回の天皇賞の好走は、最高の展開に恵まれてのものであり、ダンスインザムードのレース内容は、着順ほどの評価に値しない。よって、牝馬ならば、ダンスインザムードよりも、スイープトウショウが先着する可能性が高いと競馬理論では判断している。
他には、競馬理論は、カンパニー(福永祐一)に注目している。カンパニーは、毎日王冠、安田記念と東京コースのレースでは不利が続いて、能力を発揮できていない。しかし、産経大阪杯や京阪杯を快勝した内容から、カンパニーは、展開次第でG1でも通用する能力を秘めている。
天皇賞(秋)の舞台となる東京競馬場2000mは、過去にメジロマックイーンが降着となったように、極端に外枠が不利である。そのため、ここで分析した馬以外にも、枠順や展開次第でチャンスがある。 但し、ディープインパクトだけは別格であり、いかなる枠であろうと問題はない。
よって、競馬理論は、ディープインパクトの出否や枠順が確定してから、最終的な予想を決断しようと考えている。







